頭痛日以外の辛さも?福岡市で片頭痛の負担をMIBS-4とHIT-6で測る
(最終更新日:2026年8月31日)
福岡市中央区・大濠公園駅徒歩2分の大濠パーククリニックです。
「頭痛が起きていない日なのに、頭がスッキリしない」 「次の発作がいつ来るか不安で、先の予定や約束を入れるのが怖い」
片頭痛をお持ちの方の中に、このような悩みを抱えている方は少なくありません。
近年の頭痛医療では、頭痛発作そのものだけでなく、頭痛がない日(発作間欠期)の負担も大切に考えます。その評価に使われるのが、HIT-6とMIBS-4です。
① 頭痛が「ある日」の支障度を測る【HIT-6(ヒットシックス)】
頭痛発作が起きているときの痛みの強さや、仕事・家事への支障、横になりたくなる頻度、精神的なイライラ度などを6つの質問で点数化する世界基準のテストです。点数が高いほど「生活へのダメージが大きい(重症)」と判定され、適切な治療薬や最新の片頭痛予防薬を導入する際の極めて重要な指標になります。
当院の公式コラムである 片頭痛の基本メカニズム や、片頭痛 大濠パーククリニックの解説 でも紹介している通り、急性期治療と予防療法の組み合わせを適切に見極めるために、この発作期のHIT-6スコアの算出が欠かせません。
HIT-6は、過去4週間の頭痛が日常生活にどの程度影響しているかを6つの質問で点数化するツールです。痛みの強さ、日常生活への支障、横になりたい気持ち、疲労、イライラ、集中力の低下などを確認し、支障度を把握する目安にします。
② 頭痛が「ない日」の負担を測る【MIBS-4(ミブスフォー)】
「いつ次の激しい頭痛が来るか分からない」という恐怖心(予期不安)や、それによる予定の立てにくさ、光や音への慢性的な過敏さなど、頭痛が起きていない時期(発作間欠期)の日常生活への悪影響を測定する最新の評価指標です。
実際の臨床データとしても、PubMedに掲載された片頭痛患者の間欠期負担に関する調査研究(Springer)や、同じく PubMedに収載されたMIBS-4とHIT-6の相関性に関する医学論文 において、「HIT-6のスコア(発作期の重症度)が高くなるほど、MIBS-4(間欠期の精神的・社会的負担)も統計的に有意に上昇する」という強い相関関係が科学的に立証されています。
また、大規模な臨床データの解析結果を報告した NCBI(PMC)のOVERCOME(Japan)研究に基づくレビュー論文 でも、日本の片頭痛患者における発作期(HIT-6)と発作間欠期(MIBS-4)の双方が、日常生活や仕事の生産性に二重の大きな打撃(Dual Impact)を与えていることが浮き彫りになっています。
MIBS-4は、頭痛が起きていない日の負担を4項目で評価します。仕事や学校への影響、家庭・社会生活への影響、予定や約束を立てることの困難、感情的・認知的な苦痛(不安や無力感など)を点数化します。HIT-6だけでは捉えにくい「頭痛がない日のつらさ」を補完する役割があります。
2. なぜ「頭痛がない日」の治療が必要なのか?
多くの人は、片頭痛を「頭痛が起きている時間だけ薬で耐えればいい病気」と考えがちです。しかし、適切な治療を行わずに市販の鎮痛剤などを頻繁に飲みすぎていると、頭痛が毎日のように1ヶ月に15日以上続く 慢性連日性頭痛・慢性片頭痛 へと移行してしまうリスクがあります。これは当院でも特に慎重なアプローチを行う治療領域です。
米国頭痛学会(AHS)が公開している片頭痛マネジメントの臨床ガイドにおいても、頭痛があるとき(HIT-6)とないとき(MIBS-4)の両方の負担を総合的に評価し、痛みの根本的な頻度や不安そのものを減らす「予防療法」を早期に導入することが強く推奨されています。
HIT-6とMIBS-4の相関関係
HIT-6(頭痛があるときの影響)とMIBS-4(頭痛がない日=発作間欠期の負担)は、中等度の正の相関があることが複数の研究で示されています。
主な報告内容
• 両者のスコアには有意な正の関連が認められます。
例として、日本人片頭痛患者を対象とした研究では、HIT-6スコアが高いほどMIBS-4スコアも高くなる傾向が確認されています(線形回帰でβ≈0.25〜0.26、R²≈0.31、p<0.001)。
• 以前の報告では相関係数r≈0.37程度の中等度の正の相関が示された例もあります。
• つまり、「発作時の生活支障が大きい人ほど、発作間欠期の負担も大きくなりやすい」という関係があります。
重要なポイント(相関はあるが完全に一致しない)
• HIT-6が高くてもMIBS-4が低い(またはその逆)ケースが存在します。
• HIT-6で「支障なし〜ある程度」と判定された群の中にも、MIBS-4で「中等度以上」と判定される患者がいることが報告されています。
• これは、HIT-6が主に「頭痛発作中の影響」を、MIBS-4が「頭痛がない日の不安・予定の立てにくさ・感情的負担」などを捉えるため、測定する側面が一部重複しつつも異なることを意味します。
臨床的な意義
両スケールを併用することで、
• 発作時の負担
• 発作間欠期の負担
の両方を「見える化」でき、より総合的な評価が可能になります。
特に予防治療の必要性を検討する際や、治療効果を多角的にみる際に有用とされています。
相関は中等度のため、どちらか一方だけでは捉えきれない負担がある点に注意が必要です。実際の診療では、問診や頭痛ダイアリーと合わせて総合的に判断します。
また、近年の新しいトピックとして、日本国内でも初めて「急性期治療」と「発症抑制(予防)」の双方が適応となった最新の経口薬 ナルティークOD錠の承認と臨床的意義 といった新薬の選択肢も増えています。これらの治療薬は、頭痛の回数を減らすだけでなく、このMIBS-4で測定されるような「予期不安」や「頭痛がない日の不調」を劇的に改善する効果が高いことが最新の研究でも分かっています。
3. 当院なら重大な病気(二次性頭痛)の画像検査も予約なしで即日可能!
頭痛の頻度が多く日常生活に大きな支障が出ている場合、単なる慢性頭痛(片頭痛など)ではなく、脳の重大な疾患(脳腫瘍や頭蓋内出血など)が原因で起きている 二次性頭痛 の可能性も否定できません。
当院では、これらを正確に見分ける(鑑別する)ための高性能なCT設備を完備しています。
一般的な医療機関ではCT検査を受けるために事前の予約が必要であったり、別の検査専門施設を紹介されて後日足を運ばなければならなかったりすることが少なくありませんが、大濠パーククリニックでは事前の予約なしで、ご来院いただいたその日にその場で頭部CT検査を行うことが可能です。
当院の CTを用いた二次性頭痛の鑑別診断 や 頭痛の原因検索にCT を活用し、その日のうちに画像診断の結果をお伝えして、皆様の不安を即座に解消します。
4. 福岡市中央区で通いやすい頭痛外来をお探しの方へ
当院の頭痛外来の特徴
当院は開院以来、頭痛外来を15年続け、これまでに8,000人以上の頭痛の方を診療してきました。
主な特徴は以下の通りです。
• 即日CT検査が可能
必要に応じてその日のうちにCT検査を行い、二次性頭痛の可能性を確認します。
• 予約不要・LINE順番待ち対応
事前の時間予約なしで受診できます。LINEによる順番取りシステムを導入しているため、院内での待ち時間を短く抑えられます。
• 女性頭痛外来としての対応
生理周期と関連する頭痛を考慮し、必要に応じて低用量ピルや黄体ホルモン製剤などの選択肢も検討します。婦人科と連携しながら、女性特有の頭痛にも対応しています。
• アクセスの良さ
地下鉄大濠公園駅から徒歩2分。天神・西新方面から約3分、博多駅から約9分と、通いやすい立地です。
・【平日は18:00まで受付】:仕事帰りや学校帰り、夕方の時間帯にもお立ち寄りいただけます。
・【土曜日は15:30まで受付】:平日は受診が難しい方も、週末の午後に落ち着いてしっかり専門医に相談可能です。
大濠パーククリニックでは、お仕事やライフスタイルで忙しい方でも安心して適切な頭痛治療を続けられるよう、通いやすい受付体制を整えていますます。
- 【平日は18:00まで受付】:仕事帰りや学校帰り、夕方の時間帯にもお立ち寄りいただけます。
- 【土曜日は15:30まで受付】:平日は受診が難しい方も、週末の午後に落ち着いてしっかり専門医に相談可能です。

🏥 大濠パーククリニックの診療科目・特徴とLINE予約方法
天神から3分、地下鉄大濠公園駅から徒歩2分のクリニックです。お仕事帰りや家事の合間に、診断・検査をスムーズに進められるよう体制を整えています。
🩺 診療科目について
大濠パーククリニックでは、日常の体調不良からデリケートなお悩みまで、幅広く相談いただけます。
【保険診療】
頭痛外来・婦人科・内科などの保険診療を行っています。
お仕事帰りや家事の合間にも受診しやすいよう、診療の流れを工夫しています。
【自由診療】
一人ひとりの状況に合わせたケアや美容メニューもご用意しています。
▼ GLP-1ダイエット、健康診断、予防接種、ピル、脱毛症(AGA)、ED、ビタミン点滴、美容皮膚科 (いずれも保険適用外の自由診療です)。
※自由診療は保険適用外です。
治療内容・標準的な費用・期間・主なリスク・副作用などの詳細は、公式サイトの該当ページでご確認ください。医師の判断により適応とならない場合があります。
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■ 受診をご検討の方へ:LINE順番待ちシステムについて
院内での待ち時間を有効に活用できるよう、スマートフォンから混雑状況を確認できる「LINE順番待ちシステム」を導入しています。当日の深夜0時から受付番号の発行が可能です。
LINE順番待ち&WEB問診の流れ
1. 公式サイトを開く
まずは ▼【 大濠パーククリニック公式サイト】 へアクセスします。
2. LINE友だち登録
画面一番下にある「LINEを登録(緑)」ボタンを押します。
3. メニューから予約を選択
LINEのトーク画面を開き、メニューの「当日順番予約」を選びます。
4. 必要事項を入力して発券
「当日発券予約」⇒「順番札の発券」に進み、必要事項を入力します。
5. 来院前にWEB問診に回答
発券完了後、LINEに届く「メルプWEB問診票」に来院前にお答えください
メルプWEB問診票」に来院前に回答しておくと、受付がスムーズになります。
📌 クリニック基本情報・アクセス
住所:〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園2-35 THE APARTMENT 2F
電話番号:092-744-5520
アクセス:
• 地下鉄大濠公園駅 ③番または⑥番エレベーター出口から徒歩2分(天神、西新から約3分、博多駅から約9分)
• 西鉄バス 「大濠公園バス停」正面
• 地図:
診療受付時間:
【平日】9:30~12:00 / 13:30~18:00
【土曜】9:00~15:30(※昼休みなしで診療)
【休診日】日曜・祝日
当院では16列マルチスライスCTを設置しており、頭部・肺・腹部のCT検査について、来院当日に実施可能な場合があります。頭痛外来・内科・婦人科などの保険診療から、各種CT検査(健康診断)まで対応しています。
■ 予約について
保険診療(頭痛・婦人科・内科など)は予約制ではないため、直接のご来院も可能です。ただし、混雑状況や医師の判断により、当日実施できない場合もございます。