【福岡市】後頭神経痛のチクチク・ピリピリ痛の原因と治し方を医師が解説」
(最終訂正日:2026年7月2日)
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「後頭部や耳の後ろがチクチク、ピリピリと刺すように痛む……」
「痛みの頻度が多くて、仕事や家事に集中できない」
「頭痛だけでなく、なぜか腋窩(わきの下)のあたりまで違和感がある」
このようなつらい症状にお悩みではありませんか?その原因は、首の筋肉が緊張して神経を圧迫する「後頭神経痛(こうとうしんけいつう)」かもしれません。また、日常的に頭全体が締め付けられる「緊張型頭痛」を併発しているケースも多く見られます。
今回は、後頭神経痛の引き金となる第1頸神経(C1)・第2頸神経(C2)から出る神経の仕組みや、痛みの頻度、腋窩(わき)との関連性を解説します。さらに、原因を突き止めるエックス線(X線)やCT検査、ツボとしても知られる「風池」「天柱」へのトリガーポイント注射、セレコックス等の鎮痛剤による治療、自宅でできる枕の工夫や局所の温め方まで詳しくご紹介します。
1. 後頭神経痛を網羅する2つの神経:C1・C2から出る大後頭神経と小後頭神経
後頭神経痛は、首の骨(頸椎)の間から頭皮へと伸びる神経が、周囲の筋肉に圧迫・刺激されることで発症します。主に以下の2つの神経が原因となります。
🩵 大後頭神経(だいこうとうしんけい):第2頸神経(C2)の後枝から出る、頭部で最も太い皮神経です。首の後ろの筋肉を貫いて後頭部の中心を通り、頭頂部に向けて走ります。ここが圧迫されると、頭の後ろ側からてっぺんにかけてチクチク、ピリピリと走る鋭い痛みが起こります。
🩵 小後頭神経(しょうこうとうしんけい):第2頸神経(C2)と第3頸神経(C3)の、あるいは第1頸神経(C1)からの枝とも深く関連する頸神経叢から分かれ、耳の後ろから側頭部に向けて走る神経です。ここが刺激されると、耳の後ろや側頭部、あるいは乳様突起の周辺に電撃のようなピリピリ感が走ります。
🩵 痛みの頻度:いずれも数秒〜数分間隔で発作的な激痛が繰り返されるのが特徴で、「緊張型頭痛」による慢性的な首の凝りが原因となって悪循環(併発)を引き起こします。
🟥 注意!ただの頭痛ではない危険なサイン
激しい痛みが数日以上続く場合や、市販の痛み止めが全く効かない場合、また手足のしびれ・めまい・吐き気を伴う場合は、単なる神経痛ではなく重大な脳疾患が隠れているリスクがあります。我慢せず、速やかに検査を受けてください。
2. なぜ?後頭神経痛と「腋窩(わきの下)」の違和感の理由
後頭部だけでなく、「腋窩(わきの下)がピリピリする」「肩甲骨からわきにかけて違和感がある」と連動した痛みを訴える方も少なくありません。
🩵 原因は不良姿勢
パソコンやスマホ操作によるうつむき姿勢(猫背・ストレートネック)は、首の後ろだけでなく肩甲骨まわりや腋窩(わき)を通る神経の束(腕神経叢)も同時に緊張させます。これが原因で、頭痛と同時にわきの下に違和感が現れるのです。
3. 原因を正確に調べる「エックス線(X線)」と「CT」検査
治療を開始する前に、骨の形や他の病気が隠れていないかを客観的に調べることが重要です。
🩵 エックス線(レントゲン)検査:首の骨の並び(アライメント)を調べ、ストレートネックや骨の変形を確認します。
🩵 CT検査:骨の構造を立体的に詳しく観察し、神経の通り道が狭くなっていないか(狭窄)などを的確に把握します。また、重大な脳疾患を除外するためにも不可欠な検査です。
4. 大濠パーククリニックでの後頭神経痛の「治し方・治療法」
当院では、医学的エビデンスに基づいたアプローチで神経の痛みを速やかに和らげます。
① 「風池」「天柱」へのトリガーポイント注射
後頭神経痛の治療において、非常に即効性が期待できるのがトリガーポイント注射です。筋肉が異常に凝り固まり、痛みの引き金(トリガー)となっている部分に局所麻酔薬を直接注射します。
特に、C1・C2から出る大後頭神経・小後頭神経の通り道であり、東洋医学のツボでもある以下の局所への注射が有効です。
🩵 天柱(てんちゅう):首の後ろの太い筋肉の外側にあるくぼみ。大後頭神経(C2)が貫通するポイントです。
🩵 風池(ふうち):天柱からさらに指1本分外側、髪の生え際にあるくぼみ。小後頭神経の走行ルートに位置します。
ここに注射を行うことで、筋肉の緊張を一気にほぐして血流を改善し、繰り返す激痛の頻度を劇的に減少させます。
② セレコックスなどの鎮痛剤・筋弛緩剤(薬物療法)
炎症と痛みを効率的に抑える「セレコックス」などの消炎鎮痛剤を処方します。セレコックスは比較的胃への負担が少なく、持続的な痛みに優れた効果を発揮します。
また、筋肉を柔らかくして神経の圧迫を根本から解除する筋弛緩剤や、神経そのものの過敏性を抑えるお薬を適切に組み合わせて処方いたします。
5. 自宅でできるセルフケアと予防法
① 局所を温める
痛みが激しい初期を除き、基本的には首や肩の局所を温めることが回復を早めます。入浴や, 蒸しタオルを「風池」「天柱」の周辺に当てることで、血行が促され筋肉がリラックスします。
🟥 温め方の注意点
痛みが始まったばかりの「ズキズキと熱を持っているような激しい炎症期」は、一時的に冷やしたほうが楽になる場合があります。痛みが発作的に繰り返される慢性期になってから温めるようにしてください。
② 高い「枕」は必要ない
体に合わない高い枕を使い続けると、寝ている間も首がうつむき姿勢になり、大後頭神経などを圧迫して寝起きの頭痛を招きます。無理に高い枕を使うくらいであれば、むしろ枕は必要ない(使用を控える、あるいはバスタオルを薄く敷く程度にする)ほうが、首の自然なカーブを保てて筋肉への負担が減るケースが多くあります。
③ 筋肉をほぐす「肩こり体操」
両手の指先を肩に当て、肘を大きく前回し・後ろ回しする「肩こり体操(肩甲骨はがし)」を1日数回行いましょう。首・背中から腋窩(わき)へとつながる筋肉をほぐすことで、再発を予防できます。
福岡市中央区で後頭神経痛・頭痛の治療なら大濠パーククリニックへ
当院は、地下鉄大濠公園駅から徒歩3分のアクセスしやすい場所に位置し、多くの頭痛・肩こりに悩む患者様の診療を行っております。
大後頭神経や小後頭神経の痛み、痛みの頻度が多くてつらい方、「緊張型頭痛」を繰り返している方、腋窩(わき)の違和感や枕の高さでお悩みの方は、どうぞ我慢せずにお気軽にご相談ください。エックス線やCTによる適切な診断のもと、セレコックスや筋弛緩剤の処方、風池・天柱へのトリガーポイント注射など、あなたに最適な治療法をご提案いたします。
後頭部のキリキリした痛みでお悩みの方は、我慢せずにお気軽に大濠パーククリニックの頭痛外来までご相談ください。
天神から3分、地下鉄大濠公園駅から徒歩2分のクリニックです。お仕事帰りや家事の合間に、最短ルートで診断・検査を完了させます。
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