皮膚科 内科

蕁麻疹に抗アレルギー剤とH2ブロッカー併用

体内物質ヒスタミンは2つの受容体が存在します。
H1受容体:血管内皮細胞、中枢神経、気管支等に存在
·H2受容体:皮膚の血管内皮細胞、胃壁細胞、平滑筋、リンパ球等に存在
抗アレルギー剤はH1受容体を阻害し、痒みを緩和します。
胃薬のH2ブロッカーはH2受容体を阻害し、胃酸分泌を抑制します。その他、皮膚の血管内皮細胞を阻害する事で痒みを緩和する可能性があります。肝臓で薬物代謝を阻害することで薬の作用が強くでます。さらに、細胞免疫を高める事で、IgEなどの抗体産生(体液性免疫)を抑制しアレルギー症状を抑えます。

よってH1ブロッカーとH2ブロッカーを併用することは、蕁麻蕁麻などのアレルギー性疾患に有効とFedorowicz, Z; van Zuuren, EJ; Hu, N (2012)“Histamine H2-receptor antagonists for urticaria.”. The Cochrane database of systematic reviews 3: CD008596.

らの報告があります。

全ての記事一覧へ
アーカイブ
2025年11月
4
2025年10月
7
2025年09月
10
2025年08月
7
2025年07月
1
2025年04月
2
2025年03月
3
2025年02月
9
2025年01月
18
2024年12月
34
2024年11月
8
2024年10月
9
2024年09月
13
2024年08月
16
2024年07月
14
2024年06月
21
2024年05月
5
2024年03月
8
2024年02月
2
2024年01月
2
2023年12月
6
2023年11月
2
2023年07月
5
2023年06月
11
2023年05月
12
2023年04月
14
2023年03月
12
2023年02月
10
2023年01月
8
2022年12月
5
2022年10月
7
2022年09月
2
2022年08月
2
2022年07月
5
2022年06月
8
2022年05月
6
2022年04月
4
2022年02月
1
2021年12月
4
2021年11月
12
2021年10月
3
2021年08月
2
2021年07月
2
2021年06月
1
2021年05月
2
2021年04月
2
2021年03月
5
2021年02月
2
2021年01月
4
2020年12月
1
2020年11月
1
2020年10月
2
2020年09月
2
2020年08月
10
2020年07月
5
2020年06月
8
2020年05月
5
2020年04月
12
2020年03月
8
2020年02月
2
2020年01月
3
2019年12月
3
2019年11月
3
2019年10月
6
2019年09月
4
2019年08月
3
2019年07月
3
2019年06月
6
2019年05月
17
2019年04月
7
2019年03月
7
2019年02月
2
2019年01月
5
2018年12月
11
2018年11月
21
2018年10月
94
2018年09月
26
2018年08月
5
2018年07月
15
2018年06月
11
2018年05月
11
2018年04月
25
2018年03月
3
2018年02月
1
2017年12月
1
2017年11月
2
2017年10月
7
2017年04月
1
2017年03月
2
2017年01月
1
2016年04月
2
2016年03月
1
2015年11月
1
2015年08月
1
2014年04月
1
2014年03月
1
2013年04月
1
2013年02月
1
2013年01月
7
電話をかける LINEを登録 WEB問診票